墓石に使用される主な石材

墓石に使われる石材には様々な種類があります。石材は取れる産地によって色や材質、耐久性が様々で、その風土に合った石材が墓石として使われてきました。 石材の種類墓石に使う石材は、大まかな分類として「花崗岩」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の4種が挙げられ、産地や成分などにより300以上の種類があると言われています。 最近では外国産の輸入石材の流通が増加し、特に中国産石材は日本の石材市場を席巻するほどになりました。現在では国内で建立されているお墓の大半を中国産石材が占めていると言われています。また、それに伴って国産石材の需要が低下し、採石量も減少しつつあります。一方、国産の石の中には希少価値が高まり、高級品として扱われるようになった石材もあります。

◆花崗岩(俗に御影石) 花崗岩は瀬戸内海沿岸をはじめ、茨城県、福島県、愛知県で多く産出され、各産地により目の粗さや色合いが異なります。 ・真壁小目 産地:茨城県 真壁石のうち石目の混んでいるもの、加工性や光沢もよい石材。 ・恵那錆石 産地:岐阜県 赤茶色を帯びた花崗岩。 ・稲田みかげ 産地:茨城県 国内で産出するみかげ石の中では最も白い。 ・羽黒みかげ 産地:茨城県 目が細かく硬質で艶持ちのいい青色系花崗岩。採石量が少なく高級品とされる。 ・磐梯みかげ 産地:福島県 青みが濃く、高い硬度と低い吸水率を持った最高級石材。 ・吾妻みかげ 産地:福島県 宮城県伊具郡丸森地区から採石される、細目類に属する白系の高級墓石用石材。 ・本御影石 産地:兵庫県  “御影石”の語源となった銘石。 ・青木石 産地:香川県 落ち着いた優しい色合いの御影石。青系の色調で、その濃さにより黒口と白口がある。 ・大島石 産地:愛媛県 庵治石と並び日本の石を代表する青みを帯びた白みかげ。艶持ちがよく変色しにくい。 ・庵治石 産地:香川県 青みを帯びた独特の模様のある、国内最高級ランクの御影石。 ・万成石 産地:岡山県 硬質で艶が良く出る桃色の花崗岩。通称「桜御影石」と呼ばれる。 ・クンナム 産地:インド 最高級のインド産黒御影石。石質が最も硬く、色目がよいのが特徴。中目から細目まで十種類以上ある。

◆安山岩 安山岩は江戸城築城に使用された神奈川県の小松石が有名で、関東において人気があります。 ・小松石 産地:神奈川県 年月とともに深まる味わいが本小松石特有の特徴。墓石の王様。 ・山崎石 産地:山梨県 淡灰色で緻密な石質を持った輝石安山岩。 ・男鹿石 産地:秋田県 秋田県男鹿市の寒風山(かんぷうざん)のふもとで採掘されている輝石安山岩。

◆斑糲岩 斑レイ岩や閃緑岩は一般的に「黒御影」と呼ばれ、日本では福島県田村郡を除き、ほとんど産出されていません。 ・浮金石 産地:福島県 黒色の中に金粉が浮いて見える特徴がある、「黒みかげ」の高級品。

◆凝灰岩 ・笏谷石 産地:福井県 福井市足羽山付近で採取される火山れき凝灰岩。

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